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わたしの家でいちばん好きな風景

File 1. わたしの家の美術館

住まいDATA
住んでいる人/落合真林子(『OIL MAGAZINE』編集部)
家のタイプ/集合住宅(2LDK)
家族構成/夫・娘・猫2匹
暮らしている場所/東京・世田谷区


初回からいきなりトイレの話で申し訳ないのですが、私が自分の家の中でいちばん好きな風景はトイレの棚、この眺めです。

娘が小さな頃に描いた絵を額に入れたもの、Matti Klenell(マッティ・クレネル)がデザインしたイッタラバード、古いガラスのキャンドルホルダーや花器、その時々に気に入っているポストカード。壁に貼ってあるのは、我が家の定番であるポスタルコの「ワンイヤーウォールカレンダー」。棚に置くものは、その時の気分で定期的に入れ替えています。

うちにはオス猫が2匹いて、彼らは時々家の中をもの凄いスピードで駆け回り、追いかけっこをします。それによって何度か大切なものを失っている私にとって、家の中で唯一安全だと思えるのがここ、トイレの棚。
だからいつからか、大切なものや絶対に壊れてほしくないもの、そして毎日見ても見飽きないものをこの場所に置くようになりました。

トイレのドアを開けない日はありません。
ドアを開けた瞬間、自分の大好きなものが真正面から目に飛び込んでくるのは、なかなか気分がいいものです。


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2021/07/07

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