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若者のすべて なんだか、未来が楽しみになる。今を生きる20代の若者たちと、他愛のないおしゃべりを。

第10回:吉田 あや(作曲家)

オランダとデンマークをベースに、作曲家として活動をする吉田 文さん。
2歳から音楽に親しみ、6歳から作曲を学びはじめたという彼女は今、
世界という舞台で現代音楽のあり方、楽しみ方を追求する日々を送っている。
現在28歳の眼に見えている、今の自分とこれからの自分について話を聞いた。

写真:Maya Matsuura 文・編集:落合真林子(OIL MAGAZINE / CLASKA)

いつか、自分自身の“役割”を見つけたい。

吉田 文(よしだ・あや)

作曲家。1992年神戸生まれ。2014年に桐朋学園大学音楽学部作曲科を卒業後、デンマークへ移住。デンマーク音楽院大学院作曲科修士課程卒業後はデンマークとオランダをベースに制作活動を行っている。2017年、日本・デンマーク国交樹立150周年を記念したコンテンポラリー・オペラ「Skyggen(影)」を発表。2019年には2016年に作曲したオーケストラ作品「Double-face」で、若手作曲家のための賞である「ツェムリンスキー賞」を受賞。現在はデンマークとオランダをベースに活動をしている。
HP:http://ayayoshidacomposer.com/
Instagram:@ayayoshidacomposer
Soundcloud:https://soundcloud.com/aya-yoshida-4
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCtqtiTEcj1Rk3nLaKcaFJOg


ある女の子の、作曲家への道

デンマークとオランダ、2つの国を拠点に活動されているとのことですが、今はどちらにいらっしゃるんですか?

吉田 文さん(※以下敬称略):
オランダにいます。制作場所としてはオランダがメインで、デンマークはパフォーマンスをしたり新しいプロジェクトをはじめる場所、という位置づけですね。行ったり来たりの生活ですが、住まいがあるという意味でベースはオランダということになると思います。

吉田さんは6歳から作曲を学びはじめたそうですね。日本人の女の子の習い事として、たとえばピアノとかは一般的な気がしますが、「作曲」は何か特別な感じがします。ご両親が音楽関係のお仕事をされていたりするのでしょうか。

吉田:
いえ、まったくそんなことはなくて。2歳からヤマハ音楽教室のリトミックに通いはじめて、その流れで先生からの勧めで6歳から作曲を学ぶことになって……今に至ります。

年齢を重ねるにつれて、音楽に興味を持てなくなった瞬間ってありませんでしたか。段々と練習量も多くなってくる中で、「なんでこんなにやらなきゃいけないんだろう?」みたいな気持ちになったりとか。実は、私自身がそうだったんですけど。

吉田:
正直思い出せない部分もあるんですけど……。ただ、我が家は「やりはじめたことはやりなさい」という教育方針だったんですね。なので、やるしかないっていう部分はあったかもしれません(笑)。
オランダ・ハーグで友人とシェアしているアパートからの眺め

高校生くらいになると、その先の進路や将来の仕事について考えるようになると思うのですが、“音楽を仕事に”ということを意識したのはいつ頃でしたか?

吉田:
実は正直、「音楽を仕事にしたい」と思ったことは一度もないんです。それこそ、“ある流れ”にのっての今、という感じがしていて。高校の進路選択で色々考えた時、自分は凄く勉強ができるわけでも音楽の他に何か興味がある分野があるわけでもないけど、「音楽にものすごい時間を費やしている」ということだけはハッキリわかったんですね。それこそ高校生の時は、週3~4回はレッスンに通う生活だったので。

それって、ものすごく多いですよね。

吉田:
そうですね。「私、なんでこんなにやってるんだっけ?」と改めて考えた時、プロになるということは意識しなかったけれど、「やっていることは続けたい。音楽大学に進んでより専門的なことを学びたい」と思ったんです。音大は、当然ですがプロを目指して入学してきた人が多くて正直自分自身とのギャップを感じましたが、大きな気づきもありました。

どんな気づきですか?

吉田:
作曲家は自分が書いた作品をプロの演奏家にお願いをして演奏していただくのが仕事なので、つまり、誰かを介さないと私の作品はただの紙同然である、ということなんです。

なるほど。場合によっては日の目を見ないこともあるわけですよね。

吉田:
はい。そういうシステムを頭ではわかっていたつもりなんですけど、大学に入った時に「私はプロの音楽家に頼む立場なんだから、私自身もプロフェッショナルじゃないと失礼だ」と改めて気がついて。それ以降「プロフェッショナルになろう」という意識を強く持ちはじめた気がします。
ベランダで作曲。

「現代音楽」って何?

吉田さんは、ご自身で歌われたり楽器を演奏したりもされるそうですね。作曲家として、それは割と普通のことなんですか?

吉田:
そうですね。自作の曲を自分で演奏される方もいらっしゃるので、私はできない方だと思います。なぜいろいろな楽器を学ぶかというと、作曲をする時、たとえばオーケストラとかだとすべての楽器の楽譜を書かなきゃいけないケースがあるんですね。だから「どう書いたら、どういう音になるか」ということを知るために、一通りの楽器について学ぶことはしています。

そもそもの質問になってしまうんですけど……吉田さんがやってらっしゃる「現代音楽」とは、どのようなジャンルなのでしょうか。

吉田:
「クラシック音楽」と呼ばれているものの延長線上にあるもの、というとわかりやすいでしょうか。1700年代に活躍したバッハやモーツァルト、その後ショパンがいてリストがいて、ドビュッシーがいて……。

耳馴染みのある作曲家たちですね。

吉田:
ドビュッシーは1900年の頭くらいで亡くなっているのですが、今名前を出した作曲家たちがつくった作品の延長線上にあるものが現代音楽だと考えています。「クラシック音楽」ではなく「現代音楽」と呼ばれているのは、作曲家が生きているからなんでしょうね。

そういうことなんですね。ところで日本の音楽大学を卒業した後、海外さらには北欧という場所を選んだ理由はなんだったのでしょうか。

吉田:
音楽大学で作曲を学んだ人の海外留学先というと、昔からフランス・イタリア・ドイツが軸になっているんです。でも、私の性格的に「みんなが行くなら嫌だな」って思ってしまって(笑)。せっかく外国で学ぶのだから日本人がたくさんいる場所を選ぶのはもったいないと思いましたし、個人的に “海外で生活をして、そこから何かを生みだす”ということに興味があったので、学ぶ以外の時間も有意義に過ごせそうな場所を選びたいなという気持ちが強かったんです。

なるほど。

吉田:
北欧とのつながりは……もともと「最近北欧の現代音楽が面白いよ」という話は聞いていたのですが、実は大学3年生の夏にフィンランドの地方都市で開かれている音楽フェスティバルに参加する機会があったんです。当時英語は全く話せなかったんですけど、「音楽は国境を超えるんだ!」とか思いながら(笑)。
友人のベーシスト、ジェームスと一緒に音のサンプルを録音する様子。

はじめての北欧の空気はどうでしたか?

吉田:
なぜか、あまり異国感を感じませんでした。当時、日本で北欧の現代音楽についての情報を仕入れることがとても難しかったのですが、フェスティバルに参加したことで色々な情報を得ることが出来て。デンマークが良いらしいという話もその時に聞いて、フィンランドとデンマークの大学院を受験したんです。それで、たまたまご縁があったのがデンマークだったという流れですね。

海外にわたって6年。デンマークやオランダで暮らしたからこそ気が付いた音楽の楽しさだったり、新しい発見はありましたか?

吉田:
現代音楽に関していうと、日本ではどうしてもマニアの世界というかコンサートをやってもお客さまは音楽関係者が中心で席もまばらにしか埋まらない、ということをよく目にしてきました。でもデンマークは、音楽が当たり前のものとして生活の中にあるというか……。現代音楽のコンサートのチケットが売り切れたり、満席になったりっていうのをはじめて見た時は「ああ、こういう世界ってあったんだ」と感動しました。

その話で思い出したんですけど、数年前にフィンランドで現代音楽のコンサートを聴きにいく機会があって、その時の客層がとても印象的だったんです。年配夫婦やカップルは想定内だったんですけど、「はじめてのデートかな?」っていう感じの可愛らしい10代のカップルもいたりして、驚きました。

吉田:
そうそう! デートプランの一つに入っているんですよ。中央ヨーロッパに比べたらまだそこまで成熟していないかもしれませんが、現代音楽を受け入れてくれる土壌のようなものがデンマークにはある気がします。
作曲をする時は、パソコンでの作業と手書きの作業が半々くらいなのだとか。

自分自身がロールモデルになっていく

デンマークに移住後、基本的に作曲をする時は常にクライアントがいて、世に出ることを前提として作曲をされているそうですね。それって、よく考えると凄いことだなと思います。いわゆる営業活動も、かなり努力されたのではと想像するのですが、いまでも営業はされるんですか?

吉田:
もちろん! めちゃくちゃ営業します。デンマークの場合はミニマムな国なので、ありがたいことに一人知り合うと一気に30人くらいと繋がったりするんですね。一度コンサートをすると、私の名前を知ってくださる方が結構な数になるので、そういうところからの繋がりでお声かけ頂くことも多いです。私がする営業は、音楽関係の方というよりも業界外の方にお声かけをするケースが多いですね。

たとえば?

吉田:
たとえばホテルとか。「このホテルで現代音楽のコンサートをすると、こんな広がりがあります」みたいな感じで、“音楽の先”を見据えて営業をすることが多いです。今は、レストランのシェフとのコラボレーションを考えているところなんですよ。

面白いですね。

吉田:
現代音楽って、「聴きに行かなきゃいけない」という風にとらえられることがまだまだ多いと思うので、そういう考えがなくなって、なんかこう……社会にすっと溶け込むような感じをイメージして営業活動をしています。たとえば料理でいうと「フレンチ」「イタリアン」「北欧キュイジーヌ」みたいなノリで、一つのオプションとして生活の中に存在するのが理想ですね。
ルームメイトが飼っている猫。吉田さんにも懐いていて、ベランダで作曲をしている様子をドアの向こうから眺めているのだとか。

異業種の方と仕事をしたり会話をすることで生まれるものも多そうですね。

吉田:
そうですね。そういう時間がとても楽しいです。ちょうどこの前、建築家の友人と「建築と音楽って似ているところがあるね」という話をしたんですけど。

建築と音楽。どのような点が?

吉田:
空間をつくることだったり、時間の持続性というところだったり。彼女が設計する時は、建物の中で行われるであろう一つのシーン、たとえば“この畳の部屋でお茶を飲む”みたいなことを想像して、それを軸に全体を設計するらしいんです。「一つの空間体験の連続性が、家をつくるんだ」ということを言っていたのですが、そういえば、私はそういう意識で曲をつくったことはないなぁと。つまり、「この瞬間を聞いて欲しいからこの曲を書く」という考え方ではなくて「この曲の中にこの瞬間がある」という考え方。逆の発想をしているな、と思いました。

建築と音楽では、体感する側のアプロ―チ方法もちょっと違う気がしますね。音楽は基本的にひとつの曲を楽しむ時に入り口は一つでそのまま最後まで流れていくという感覚ですが、建築物の場合は入り口が1つの建物もあれば3つある建物もあって、どこから入ってどこの部屋から見て、っていう組み合わせはいわば無限大と言えるのではないでしょうか。

吉田:
そうなんです。音楽は一度はじまったら戻れないという感覚があったんですけど、建築を設計するような感覚で作曲するのも面白いのかなって思いました。

それにしても、いい作品をつくることが大前提にありつつ自分自身の経済のマネジメントもしていかなくてはいけない。しかも海外で……。とても大変なことですよね。

吉田:
はい、それは本当に大変です。制作をしながら生活のことも考える……そのバランスが難しくて。お金のことを考えながらクリエーションをするって、どれだけ真逆のことをしているんだろうって考えることもありますけど(笑)。

アルバイトとかはしているんですか?

吉田:
一時的に友人の店を手伝ったりすることはありますけど、基本的には作品を書くことで生活をしています。でもそれは、ヨーロッパだからこそ成立していることかなって思います。「現代音楽家」という職業は分母も少ないですし、まだまだ社会的に認められていない側面があります。特に日本では。……これは言っていいかわからないんですけど、私が目指すはっきりとしたロールモデルがいないんです。

なるほど。

吉田:
やりたいことだけをやって食べていける世界ではないのかもしれないということは理解しつつも、そこはもうちょっと追求してみたいと思っています。「本当にそれだと生活できないのかチャレンジ!」みたいな(笑)。

いいですね。

吉田:
つくることを辞めて、教鞭をとるほうに集中した方が生活は安定するかもしれない。でも私は辞めるまで作品を書いていたいし、そうやって生きていく作曲家のロールモデルに自分自身がなっていけたら、という気持ちがあります。時間はかかるかもしれませんが。

日常の音との“繋がり”を探して

去年の一月から制作の拠点として住まいをオランダに移したそうですが、住む国が変わるとつくるものも変わってきたりするんですか?

吉田:
「この国だからこういう風になる」っていうのは、意外とないかもしれませんね。

たとえば北欧の冬は長くて暗くてメンタル的にハードだという印象がありますけど、オランダはどこか対照的というか明るい印象で。

吉田:
ああ、確かにデンマークの冬はめちゃくちゃしんどいです(笑)。個人的には11月と1月はデンマークから出たい! という感じでした。日照時間の短さもそうなのですが、雪じゃなくて雨なのが辛くて。

雨なんですね。意外です。

吉田:
朝から晩まで暗くて、冷たい雨がしとしと降って……。そういう意味では、暗い冬の影響はかなりあったかもしれません。3年前に、アンデルセンの『影』という作品を題材にしたオペラ「Skyggen(影)」を書いたんです。『影』を読んだ時に感じた、暗さと重さと沈むような感じが「これってまさに、デンマークの冬だ」と感じて、これを作品にしたいって思いました。

アンデルセンといえば『みにくいあひるのこ』や『人魚姫』などが有名ですが、そういう作品もあるんですね。

吉田:
はい。「ダークファンタジー」と呼ばれていて、決して子ども向けとは言えない感じなんですよ。じゃあこの作品をどんな音にしていこうかと考えた時に「影って、雨が降っている時は見えないな」、「太陽があるから影があるわけで、デンマークの冬は影を見る機会が少ないな」とか考えだしたら面白くなってきて。あと……その時ちょうど、日本の「雨のオノマトペ」に興味を持っていた時期だったんですよ。

「ザーザー」とか「パラパラ」とか?

吉田:
そうですね。あとは「ぴちぴち」とか「しとしと」とか。一つひとつの表現がとても具体的で、情景がリアルに浮かびますよね。そういう感覚って日本人しか持ってないものだなと思って「Skyggen(影)」というオペラはデンマークの雨と日本人のオノマトペを統合する気持ちで音をつくりました。

現代音楽って、私たちが日常生活で耳にしている音と親和性があるんですね。

吉田:
日常のちょっとした音を、「楽器だったらどう表現できるかな?」ということはよく考えますね。逆に「この楽器のこの音って、日常で聞くあの音に似ているな」という感じで“コネクション”を見つけていく作業が楽しいです。たとえばですけど、バイオリンの弓ではなくて束子たわし を使ったらこういう音が鳴るのかな? とか。いろいろ実験しています。
金たわしを使った音の実験。

想像していたより自由な感じです。現代音楽には、作曲するにあたりルールみたいなものはないんですか?

吉田:
「ルールが無いのがルール」という感じですかね。だからこそ、作曲家自身にすごく責任があるというか。コンテンポラリーアートの世界とかもそうだと思うんですけど、自由とはいえただ裸で立っているのがパフォーマンスになるのかならないか、みたいなところはあります。

作曲家自身のモラルというか柱がしっかりしていないと、ぐちゃぐちゃになりかねないですよね。

吉田:
誰に責任があって何を伝えたいかってことが明確じゃないと、混沌としちゃいますよね。だから、自分の中でルールを持っている作曲家も多いです。私自身も2つルールを持っています。

どんなルールですか?

吉田:
一つは「演奏家が嫌だと思うことはしない」ということ。たとえば、楽器が壊れてしまうような演奏方法をお願いするとか。二つめは、「自分の感覚で“綺麗”と思えるものしかやらない」ということです。綺麗、というのは不快に感じる音は入れない、ということですね。たとえば黒板を引っ掻くような(笑)。世界の作曲家をみていると、本当にいろんなことをする人がいるんです。音がまったくないのに「音楽だ」っておっしゃる方もいるし、本当に“ぶっ飛んでる”方もいるんですよ。自分の基準をしっかり持っていないと、のまれちゃうなと思って。

いつまでも作曲をしていたい

お話を聞いていると、20代にしてすでに地に足がついている感じがするのですが、何か課題に思っていることはありますか?

吉田:
意識的なインプットの時間が年々減ってきてしまっているので、最近はそういう時間をつくることが凄く大事だなと思っていますね。日本人ならではの意識なのかもしれないですけど、「やっていないと怖くなっちゃう」というところがあって。作曲家として何かをつくりだしていないといけないという意識が強くなってその時間を増やそうとすればするほど、インプットの時間が減ってしまう。「生み出す」という気持ちの方が、「入れる」という方よりも多くなってしまっている怖さがありますね。それはまずいんじゃないかって。

「やっていないと怖くなっちゃう」というのは、何かわかる気がします。生活をしていく、という意味でも。

吉田:
そうですね。私にとっては一人の時間が凄く大事なので、美術館に行ってゆっくり作品と向き合う時間とか、本を読む時間とか、ぼーっとする時間とか、そういうことを意識的に生活に取り入れることが必要だと思います。あと、これは課題というか常に大切にしていることなんですけど、言葉もそうだし音もそうだし、自分の発するものにすべてに対して責任を持っていたくて。作曲家という仕事は演奏してくださる方を介してしか成立しないということを考えると、責任感みたいなものは常に持っていたいなと思っています。

なるほど。

吉田:
社会に対しての責任みたいなことだったり環境問題にも興味が出てきているので、一人の人間として「責任」というものをひしひしと感じていますね。

未来のこと、たとえば10年後のことって考えます?

吉田:
正直まったくわからないんですけど、「やめてないといいな」っていう気持ちは強くあります。変わらず作曲をしていたいと思いますね。きっと、この先10年でさまざまなテクノロジーが発達すると思います。音楽の分野でも、AIで音を鳴らした方がリスクが少ないとか、発表の場もオンラインが中心になることが増えていくかもしれない。でも、私は変わらず人間と働いていたいなって思います。人って、コンピューターの音に視聴覚的な“新しさ”を感じるんですよ。とても引力があるので、それに負けない人間の力を信じてやっていきたいですね。

「10年後も人間と仕事をしていたい」っていうのは、なんだかリアルですね。ちょっとぞくっとしましたけど。

吉田:
ふふふ(笑)。今回のコロナ禍で、より感じるようになりました。

10年後の吉田さんがとても楽しみです。現代音楽が、社会のさまざまな場面において選択肢のひとつとして確立されていく立役者になれるといいですね。

吉田:
現代アーティストの小松美和さんの『世界のなかで自分の役割を見つけること』という本を読んだんですけど、そのタイトルがずっと頭の中に残っていて。現代音楽の作曲家として自分自身の役割をみつける、ということがゴールになるんだろうなと思います。

役割とか使命を見つけた人は強いですよね。

吉田:
強いと思います。時間はかかるかもしれないけれど、見つけられたらいいな。

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2020/10/10

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