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堀井和子さんの「いいもの」のファイル

第74回:「和英えじてん」/Ome Farm の蜂蜜/小さい丸パン

文・写真:堀井和子

えじてん

 「和英えじてん」は2006年、ピエ・ブックスから出版された本です。
 現在は吉祥寺に移転した、クレヨンハウスで購入しました。

 てづかあけみさんの絵は色使いがキュートで、とてもわかりやすい。
 あいうえお順に並んだ言葉を目で追っていくのが楽しくて、いつのまにか時間がたっていたりするのです。

えじてん

 特に人の動き、表情が生き生きと描かれていて、“くしゃみをする”や“うんのよい”の絵なんて本当に魅力的。

 アメリカで暮らしていた3年間は、毎日 NEW YORK TIMES を読み、TV は MTV とWEATHER チャンネル、映画を観て、車を運転する時はラジオのロックのステーションを聴いていました。

 40年近くたった今も、様々な words がふと浮かんでくるのが不思議です。あの頃、ワクワクしながら記憶したものは、しっかり脳に刻まれているのかもしれません。

 「えじてん」では「RICHARD SCARRY’S BEST WORD BOOK EVER」もおすすめの一冊。
 シーンごとに描かれた絵を見ただけで、単語の意味や種類による名前の違いなどがわかるのがすごいです。

蜂蜜

 表参道のファーマーズマーケットで見つけた Ome Farm の蜂蜜。

 “サクラ”、“菜の花”など数種類並んでいた中で、この“目黒”を選んだのは、もちの木の…という説明書を読んだからです。以前、三重の川村養蜂場の“くろがねもち”の蜂蜜を食べて、その清々しい香りが好きになりました。

 早速味わってみると、爽やかな香り、穏やかな甘さが上品な印象で、皮めをしっかり焼いたパンに合いそうです。

丸パン

 新緑が雨に濡れて、フワッと綺麗に見えています。

 今日は一日雨の予報だったので、ゆっくり、小さい丸パンを焼きました。

 旧式のオーブンなので、途中で天板を出し、前後向きを変えて入れ直し、焼き色が均一になるようにしています。

 ずっと同じ配合で焼き続けるうちに、季節によって変わる発酵具合の見極めが、自然にできるようになって、食べ飽きない我家のパンが焼けているように思います。


Profile
堀井和子 Kazuko Horii
東京生まれ。料理スタイリスト・粉料理研究家として、レシピ本や自宅のインテリアや雑貨などをテーマにした書籍や旅のエッセイなどを多数出版。2010年から「1丁目ほりい事務所」名義でものづくりに取り組み、CLASKA Gallery & Shop "DO" と共同で企画展の開催やオリジナル商品のデザイン制作も行う。
CLASKA ONLINE SHOP でのこれまでの連載 > 堀井和子さんの「いいもの、みつけました!」


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2023/04/25

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